国家間の障壁が取り除かれ、
人もの金の移動が自由になる資本主義がグローバル経済とか、新自由主義というのだろうか。
国籍を捨てたグローバル企業がかっ歩し、
経済合理性だけで市場や生産拠点を食い尽くし、使い切り、移動していく。
当然、設備投資も自国内には向かず経済合理性に合った世界の何処かに向うので、
自国の雇用も生まず、賃金も上がらない。
法人税なんて減税しても、なんのいいこともなさそうです。
企業やお金持ちからお金が落ちて景気が回復するというトリクルダウン理論なんか、
嘘パチですよ。
雇用もグローバル、海外生産でもよし、移民を受け入れでもよし、
賃金もグローバル基準でどんどん下がるし、正規社員も少なくなり、雇用も不安定化。
報道では、給与は上がり、ボーナスも増えたなんて…騒いでいますが
実態は、ボーナス貰っていない人たちが多いこと。
グローバル先進国の米国では、富み偏在が進み、
5%の人たちが60%の富みを囲いこんでいるようで、急速に格差の広がりが進んでいるようです。
今思えば、日本総中流なんて時代が一番良かった時代なのかもしれませんね。
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